ども。
代表 山口晃です。
今回は温泉好きな方必見!正月明けからの仕事。毎日のリズムに戻ってきたけれどちょっと疲れたなぁと思った時に
「そうだ。温泉行こう」
なーんて思った方に役立つ草津での過ごし方を書いていきます。
なかなか普通の人では、入らない温泉の入り方をしてきましたので、ゆったり🎵たっぷり🎵の~んびり🎵旅ゆけ~ば🎵フンフーフー🎵な気分な方は是非ご一読を。
の前に前回を
読んでいない方は
コチラからどうぞ。
[blogcard url=”http://tento-hair.com/blog/?p=2549″] では。参ります。
熱の湯で湯もみショーを
観覧し

湯もみ娘ちゃん改め湯もみ娘さんと写真を撮った僕ら。

次に向かったのはお宿。
チェクイン!!でございます。

値段が値段なだけに、少し心配はしていたんだけど、民宿みたいでとても温かさを感じるお宿でした。(お正月料金なのに素泊まりで一人¥8000。だいたい他の宿は一人¥35000~)

すっかり体が冷えてた僕らは
宿の貸し切り風呂へ。
フロントで「貸し切り中」の札をもらい、浴室のドアノブに掛けておけばオッケーです。
源泉が湯畑だというお湯はとてもマイルドで気持ちが良かった。
大、中、小、計3つのお風呂がある前橋館。宿は寝るだけだしリッチなお宿でなくて全然良い!という方にはオススメです。
通常時期の素泊まり宿泊ならきっと¥5000を切るお値段だと思います。
部屋で少しゆっくりした後
お宿近くの地蔵の湯へ。

江戸時代に「この湯で目を洗えば眼病が治る」とお地蔵様からお告げがあったという説話からこの名がついたそうです。
なので僕も少し目洗いをチャレンジしたけど、普通に痛かった。草津の湯は目にしみます。
そして、しょっぱい。
しっかし、ここの湯はある意味一番ビックリしました。脱衣場が風呂の中なんです。
しきりや内戸が一切なくて、ガラガラって戸を開けると、すぐ浴室。
僕は眼鏡をかけているので、レンズが湯気で曇る訳ですよ。レンズの曇りを取るために、眼鏡を外して拭いていたら、小さい女の子が急に目の前に来て、、、浴槽を見ると長髪で細身の人が。。
「え!!??あ!!す、すいません!!」
って大声で言って、すぐさま外へ。
もう一度、男湯、女湯を確認。「は?あってるじゃん!」となって、もう一度入り直すという恥行。
よーく見たら長髪で細身の人はバンドマン風の男性でしたし。
目が悪いって、
こういう時マジ困りますね。
いやぁ。本当に焦りました。
昔、バカ殿様とか観てて、女湯を覗いてみたいとか思っていた時期もあったけど、実際、女湯に間違えて入ってしまったら、きっとこうなるんでしょうね。。。
怖い((( ;゚Д゚)))
僕の主観ですが泉質はマイルドでした。
温度は高温が多い草津温泉の中ではぬるめだと思います。
浴槽はそんなに大きくないのですがゆっくり入りたい方にはオススメな湯です。
目印に目の前には地蔵堂があります。

地蔵の湯
8:00~23:00
料金 無料
※注意※
鍵つきロッカーはありません。貴重品の持ち込みは自己責任で。
その後、おなかがすいたので、湯畑入口付近にある、お洒落雰囲気のお店へ。
店名は忘れてしまったんですが入り口の所にある冷蔵庫にデッカイお肉の塊が鎮座しています。
お肉に物凄いこだわりがあるんだろうと思い、そこでごはんを食べた僕ら。
ザブトンという部位のお肉を使った牛ステーキ天ぷら丼。ええ。ええ。宿を節約した分、食事は少し贅沢です。痩せなきゃいけないのにこういうの食べるから…いつも食べた後に自己嫌悪。。
にしても旨かった。。

お腹が満たされた次は
白旗乃湯
湯もみショーが行われている熱の湯の隣にある。一見すると古民家にも見える温泉。

湯畑に面しているのに源泉は湯畑ではなく、名湯、草津の湯の中で一番と言われる白旗源泉を使っています。
泉質は草津No.1と
言われてるだけあってハードです。
お肌が弱い方は
きっとピリピリします。
二つ浴槽があるんですが、どちらとも温度は高めで、特に男湯の右浴槽は…熱湯コマーシャルもビックリの温度です。熱い湯が好きな僕が足をつけるだけで精一杯。。
でもひとつ温泉と関係のない事だけど良いところがあって、、この白旗の湯の目の前は湯畑。
観光客が途切れず歩いています。その中で「ふ~!ひとっぷろ浴びたぜ!」的な感じでタオルを「スパーン!!」と肩に叩きつけながら外へ出て行くと、地元じゃないのにめっちゃ地元感が出せる気持ちが良い湯でもあります。笑
白旗乃湯
5:00~23:00
料金 無料
ここも鍵つきロッカーなし
良い気分になった僕は今年2度目の初詣。

お参りは2度目だけど、初詣は大泉学園の北野神社だったし、、お寺はお初なので、ま、いいっすよね。
何気に長い階段をハアハア…と昇り。
しっかりとお参りした後
たまたま
見つけてしまった鐘。
「あの鐘を~ならすのは~~🎵」

「あき~ら~🎵🎵🎵」
「ゴ~~~ン~~~!!」
ヒャー!手がちめたい!!

下りの階段途中。
湯畑を見下ろせる山門前。
映画「GOEMON」の
江口さんばりの
「絶景!絶景!」

幻想的なライトアップがされている湯畑の前で何枚か写真を。
幻想的過ぎて、各ホテル、各お宿へ源泉を配管するのと同時に熱い源泉を冷ます為にある木の箱が昔観たキョンシーの棺みたいでちょっとコワイ。
そういえば
テンテン…元気かな。。




僕のカメラ魂が満足したので
お宿へ帰る。
寝不足な僕は爆睡。
早朝、5:30に起床。
「明けました。湯治中です。」ブログを書く→奥さんショーコを起こしてお宿で朝風呂→チェックアウト。→朝ごはんを軽く食べて→
11:00 千代の湯

千代の湯は時間湯という湯治(とうじ)が体験できます。
時間湯とは草津温泉独特の湯治法であり、湯治場の総称。湯長の指示で3分の入浴を決められた時間に決められた回数入ることで体を癒し、健康を取り戻す。
時間湯はここ、千代の湯と、昨夜行った地蔵の湯。2ヶ所しかできないそうです。
千代の湯は誰でも手軽に湯治ができる。地蔵の湯は本格的な体質改善、健康増進をしたい方向け。という、情報のみで、向かった千代の湯。
僕ら夫婦が一番乗りでした。
けれど、他に観光客っぽい人はいなくて、ポツリポツリと一人ずつやって来た皆さんは、ルール、しきたりをご存じの本格的な湯治者の方々。
僕らに丁寧に色々教えて下さいました。
まずは50℃を越える熱い源泉を木の板を使い、着衣のまま、湯もみをして温度を下げていく。水でお湯を埋めないのは温泉成分濃度を下げない為らしいです。
写真は撮れなかったので、前回の使い回しでごめんなさい。

リズムよく湯もみをするのは実はかなり難しい。
教えてくれた湯長さんの掛け声、唄に合わせて湯もみをするんだけど、お湯の抵抗が邪魔をします。
暫くしていると、透明に近かったお湯が空気を含んで白濁していく。
基本的な湯もみの他に湯の中で渦が巻き起こったり、まるで木の板が生きている様な湯もみを披露してくれた湯長さん。
あれは、すごい匠な技でした。
この湯もみ体験だけで、帰られる方も沢山いるらしいけれど、僕らの目的は時間湯。
かなり熱そうな湯だけどここではまだ帰れません。
男性から入浴という事で、服を脱いで、いざ出陣。まずは桶で足に30回ほど掛け湯をします。
足が冷えていたせいもあり、メチャ熱です。その後はハンドタオルを頭にかけ、その上から頭にお湯を20回かける。これもかなり気合を入れないと挫けてしまいます。
その後、大事な所を洗って、湯長さんのかけ声とともに入浴。
入った途端、熱すぎて、飛び出たかったけど、ここは我慢。我慢。我慢の3分間。
湯長さんが呪文のような声がけを僕らにして、その後、湯治者全員で「オー!!」という声を発声する。
最初は「え?なにこれ?」って戸惑ったけど、あれはきっと熱さに対応する為の気合いの声がけ&アンサーコール…だと思い、僕も
「おぉぉぉ」と
小声でアンサーコール。
時間が経つにつれ、湯長さんの呪文の様なかけ声も間隔がどんどん短くなってきて入浴終了。
浴槽から出た後は、急に立ったりすると、貧血みたいに倒れてしまう恐れがあるので1分くらいしゃがみこむ。
その後は体を軽く拭いて、脱衣場の畳の上にタオルを敷き、頭からバスタオルを被って簡易的なサウナ状態にする。
この状態で10分から15分くらい。たった3分間入浴しただけなのに汗が滝のように出て来ます。
汗が出なくなったら、また全身をタオルで拭いて、服を着る。
これで終了です。
この入浴法が時間湯。
本格的な湯治者の方は一日のうちにこれを3回から4回するらしいです。
デトックス。デトックス。デトックス。
&
温泉有効成分が体にINな訳です。
凄くないですか?
漫画、映画で有名な「テルマエロマエ」でも湯治の事に少し触れる描写がありましたけど、実際に本格的な湯治者の方と入浴する体験はとても貴重な体験でした。
僕は美容師になりたての頃から手荒れで悩んで皮膚科の病院に通いながら19年間仕事を続けてきましたけど、薬が効かない方や症状が酷い方には本格的な湯治はとても良いものだと思いました。
一緒に湯に入った湯治者の方に、失礼とは思いつつどれくらいの期間、湯治をしているのかお聞きした所、最長期間の方で10ヶ月の方がいらっしゃいました。
湯治を始めた頃に比べるとアトピーがだいぶ緩和されたそうです。
10ヶ月もの間、本気で治したいという想いを抱きながら湯治をしている人がいるという現実に、リアルを感じ、僕自身、ものすごく勉強になりました。
最後に記念の賞状を頂けました。
名前はセルフみたいです。

千代の湯
体験時間湯
午前9:00・ 11:00
午後2:00・5:00 一日4回
所要時間…約60分
料金…¥560
持ち物 ハンドタオル、バスタオル2枚。
謙虚な心
定休日 月曜 第2・第4火曜日
僕らが次に向かったのは、
草津熱帯園

園内(ドームを含む)には亜熱帯、熱帯地方の動植物が展示・飼育されています。
まずは館内に展示されている、動物や剥製を見学。その中でもでっかいワニの剥製は存在感たっぷり。
体長約3メーター。こんなワニに野生で出会ったら確実にdeadですね。
小さい、お子さんなら、そのワニの上に乗る事もできるみたいです。
順路を行くと一旦外へ
その先には猿山。
グルーミングされてる猿の鼻先に
ウ〇コがあって
「おぉぉぉ、猿…スゲエ…」の画。

動物園特有な匂いも、この猿山付近は強いのでご注意を。
猿山のすぐ隣にドーン!とあるのが熱帯大ドーム。

流石、熱帯と言うだけあってドーム内は高温多湿。寒い外気温との差でまたも僕の眼鏡が曇り、もわぁんとした空気で呼吸もしづらくなります。
そんな中いきなり現れるワニ。

正直、檻というか、堀というか、ワニとの距離がメチャ近いです。
手を伸ばせば
「もー!怒ったぞー!がぶっ!がぶっ!」と
ワニワニパニックですね。
ワニの他にも
ゾウガメ君や

ウチのスタッフ、Tomoe!が悦狂しそうな、カエル、トカゲ、ヘビも沢山。
昔、一世を風靡したエリマキトカゲなんかもいました。。
なんか懐かしいですね…
千石先生・・・元気かな。。笑
爬虫類だけではなく、サバンナとかで並んで遠くを見てるミーアキャットやかなり大きいブタちゃん。そして、ここ、草津熱帯園がメチャ推ししていた
齧歯目(げっしもく)テンジクネズミ科に属する
カピバラさん

ふれあいコーナーにて触れます。
カピバラって世界一大きなネズミなんですってね…基本、動物全般をあまり信じていない淋しい人間な
僕はやっぱり
((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル。
だって、だいたい噛むじゃないですか。(小学生の頃、いとこの家の柴犬ラッキーに同じ箇所を3年という月日をまたいでまで2度も噛まれたアンラッキーな経験あり。ナニがラッキーじゃぁ!ぐぉらぁ!!)
基本、動物全般大好きな奥さんショーコが触れとうるさいので僕もひとなでしましたが…
毛が…硬っ…まるでたわしでした。
他にも近くに寄ると急激に鳴いて突つこうとしてくる極彩色のオウムや「機嫌が良いと喋ります」の看板が貼ってあるけど、
ご機嫌ななめ過ぎて
まったく喋らないインコなど。
とても素敵で動物達が沢山いました。
やっぱり動物って可愛いですね。

ありがとう草津熱帯園。
僕がもう少し動物達を信じられる様になったらまた来たいと思います。あ。動物好きな方
お子様がいらっしゃる方にはとてもオススメですよ☆
草津熱帯園
開園 午前8:30
閉園 午後5:00
料金 大人¥1000
高校生¥700
子供¥600
町内バス送迎あり
またもや長文になってしまったので、続きは次回にさせていただきます。
僕自身、1泊でこれだけの温泉に入ったのは始めてです。これも源泉が色々ある、草津温泉だからできる事。
次回はお宿のオジサンから聞いて「へ~!」となったお話や、湯治者の方から聞いた「ほぉー」となったお話も織り交ぜて書いてみたいと思います。残る温泉はあと2つ!!
ではでは。
ちょいな🎵ちょいな🎵